見つけてしまったのが運の尽き |
現在、メインPCにはOS用(Intel Optane SSD DC P5800X)+
データ用(Micron 9200 Max 3.2TB)の2本のSSDが入っています。
しかしデータ用は9200 Max1つで、万が一壊れてしまったらつらいことになる。
筆者の秘蔵データがうんぬん。
ということで、データバックアップ用の現代的なSSDが欲しい~となってたところ、
キオクシアのエンタープライズ向けSSDがそこそこのお値段だったので
バックアップ用途として買ってみることにしました。
[目次]
[コレは何]
490ドルだった所を10ドルまけてくれた |
今回買ったのは、キオクシアのエンタープライズ向けSSDです。
キオクシアには、エンタープライズ向けにPCIe4.0接続のCM6シリーズというのがあり、
今回のはリード重視のCM6-Rというモデルです。
容量は960GBから30.72TBまで幅広くありますが、筆者が買ったのは3.84TB。
さらにSIEというデータ消去機能のあるSKUです。
おおまかな仕様はキオクシアのページを見た方が速いでしょう。
購入価格は、総額でおおむね6.6万円でした。まあまあのお値段。
今回はebayで購入しましたが、新品なら安くても9万円はするだけにお買い得ではある。
なお、探すと4TB以上のモデルもゴロゴロ売っています。
[外観]
2.5インチのSSDですが、厚さは15mm。
家にあるIntel Optane SSD DC P5800Xとかと同じですね。
このCM6-Rは正確にはU.2でなくU.3というインターフェースだそうですが、
U.2と互換性があるのでその辺は安心です。
エンタープライズ向けというだけあり、外観は実に無骨。
2.5インチのHDDによく似ていますね。裏面は真っ黒のカバーで覆われています。
インテルとは違い、本体丸ごとヒートシンクみたいなことはありません。
インターフェースがU.3(U.2)ということもあり、親の顔より見た(見てない)
SATAのデータと電源が繋がったようなコネクタです。
2.5インチHDDと見た目はそっくり |
背面はほぼ全面黒いカバー |
U.3のコネクタ。U.2とほぼ同じです |
[組み付け]
まさに力業。 ご立派なビデオカード並みの大きさ |
今、メインPCに入っているU.2 SSDは、1枚で4つのU.2 SSDが入る
力業インターフェースカードに取り付けてあります。
今回もそのカードを利用しました。
これはJEYIブランドの製品で、PCIe4.0にも対応しているものです。
4本だけでなく2本入るものもありますが、今回の4本ものは359元。
今のレートでいうと7,000円超という感じでしょうか。
もちろん、PCIeレーンの分割に対応するプラットフォームでないと使えないので注意です。
写真ではインテル、マイクロン、キオクシアと並んでいますが、
あと1ポートの空きをどうするかといった感じですね。いやどうもしないが。
[おおむねの性能]
誰でもわかるようなベンチマークだと、CrystalDiskmark がありますが
データを半分ほど入れた状態でやってみました。
読み出しはまあ十分なんですが…… |
書き込みが公称最大値(シーケンシャル128kで4.9GB/s)に比べるとあまりに低いですが、
データが空の状態でもこんなもんでした。読み出しは十分速いんですが。
まあメインで使うんじゃないので気にしないことにします。
全体としては安定している読み書き |
また、HD Tune Pro の File benchmarkで200GBくらい読み書きしましたが、
特に速度の落ち込みはありません。流石にこの辺は立派ですね。
やや読み書きの速度の波が大きい気はしますが。
[まとめ]
※キオクシアは三重県四日市市に工場があります。別に地元ではないが近いので……
ところでこれを注文したあと、倍の容量である7.68TBモデルが
599.99ドルで売っていて気絶しました。そっち買えばよかった。
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