先日の記事で4Kモバイルディスプレイを組み立て、使用しました。
今回は、実際に持ち出した時の私感、そして問題・課題について触れたいと考えます。
・パッキング
要するに、どうやってカバンに入れて持ち出すかという話です。ノートPCなら本体・AC等周辺機器の2つですみますが、
いやしくも小型デスクトップをモバイルしようと思えば、当然荷物は増えカバンを圧迫します。
ですので、なるべくスマートに収納したいものです。筆者は以下のように収納しました。
スマー……ト……? |
・Deskmini 110本体……適当なスタッフバッグに入れる。
・液晶+キーボード……ノートパソコン用ケースに入れる。
・AC等……もう一つ別のスタッフバッグに入れる。
……スマートという言葉を調べ直したくなります。
とはいえ、この辺は本体にあらかじめアダプタを接続して同梱するなり、
液晶側にケーブルを配線・固定しておくなど、いくらかやりようが考えられます。
実際の設置時の手間を減らす方向のアプローチをとるわけですね。
設置の手間を省エネした例。見栄えが悪いが |
・運搬
筆者はメッセンジャーバッグか、バックパック(リュックサック)でPCを持ち運びますが
今のモバイル環境は合計で3kg程度と、今の水準ではちょっと重い部類です。
さらに、上記のように幅や大きさがあるためマチや容量も必要です。
なので、筆者は登山用に作られたノースフェイス・テルス(33㍑モデル)という
バックパックを主に使います。
まず大きさ・容量が十分なため、買い物しても余裕があります。
また、さすがに登山用だけあって背負っても肩に負荷がかかりにくい設計。
そして背面ジッパーと上部のフラップ、どっちからでも収納ができ便利です。
街中に合うかどうかはまあ、おいておこう。
・展開
実際に外で使うシーンです。このような状態になります。映り込みがきついのはアクリルパネルの宿命か |
液晶の後ろ |
配線がクシャクシャなのを何とかしたい |
このディスプレイには自立する仕組みがありません。
VESAマウントや三脚用のネジ穴はありますので、これらを活用できますが
実際は後ろに本体を置いて、前にキーボードを置いて挟み込む形にするか、
安価なカメラグリップ兼三脚を使って設置しています。
Amazonで500円程度で入手しましたが、液晶の三脚用ナットと位置がピッタリのため
固定・支持が容易です。また、角度をある程度調節もできます。
後ろ側に奥行きが求められるのが難ですが、これは構造上しかたないでしょう。
もう少し場所を節約する場合、タブレット用スタンドを流用する手もあります。
上にある写真のとおり、あとは本体側に接続する各種配線の整理や
ACアダプタをどう処理するかが今後の課題という感じです。
ノートパソコンってすげえな。
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