2017年1月21日土曜日

メチャクチャ不安定だったZBOX MAGNUS EN1060を修理に出す(メモリスロットハンダ付け修理)

 モバイルZBOXじゃ!と意気込んで、EN1060を買った筆者ですが。
いざOSを入れるとブルースクリーンを連発する状態でした。なんでや!

 結果的に修理に出し、無事直って戻ってきたのでその顛末をまとめました。




[症状]


  • 起動しない。…電源投入後、ピー×10回、ピー×3回と鳴って停止。
  • 起動しても不安定。……とにかくブルースクリーン(最近のWindows 10 ビルドだと緑色になりましたが)

 当初は『メモリと相性でも出たかな?』と、Corsair製高速メモリとの相性を疑いました。
そのためマジメな原因切り分けをせず、東京に遊びにいったタイミングでメモリを買い直しては
宿泊先でメモリエラーに踊らされる始末。


マジメに原因を切り分けたところ、メモリスロット1を使うとやたら不安定になることがわかり
メモリモジュールでなく本体側、メモリスロットの不良かなと判断。

[修理へ]


とはいえ、買った独Amazonには在庫もないし、そもそも本体は分解しちゃった後です。
メーカー修理なんて出せません。
せめてメモリスロットを何とかできんか……と思って検索してたら、こんなサイトを見つけました。

個人様向けサービス メモリスロットのハンダ割れ修正手術 -
ゴッドはんだ
http://noseseiki.com/drhanda/memorislot.html

もしかして、不安定ってコレが原因か?』と安直に考えた筆者。
メモリスロット"自体"が不良だった時はもう諦めようと思い、このサービスにすがって
本体を送ってみることとしました。なんてったってゴッドです。

[驚きの状態判明]


 先方に到着して半日後、メールが送られてきました。
予感が見事に的中した内容でした。

写真でもわかる不良状態


 メモリスロットのハンダ付けが不良、しかも未ハンダ状態の端子まで。
こんなこともあるもんだと思いながら、修理をお願いしたのは言うまでもありません。

もちろん、これで直る確証はありません。万が一の望みをかけてというヤツですね。


[無事復活]


恐らくハンダ付けをやりなおした部分



 戻ってきた本体ですが、何の問題もなく32GBのメモリを認識。
あれほど起こっていた起動不良やメモリエラーもゼロとなり、
原因はやっぱりメモリスロットのハンダ不良だったというわけです。ちゃんちゃん。

これでようやくモバイル運用できる…と信じたい。

[費用・修理期間]


  • 費用…技術料+送料で総額9,720円(税込み)
  • 修理期間…発送(1/17)から到着(1/21)まで4日間


 11万くらいの本体が+1万で直ったならアリ……と今は言い聞かせています。


[まとめ]



  • 原因切り分けはマジメにやろう(メモリ代と時間がもったいない)
  • メモリスロットのハンダ不良はありえる……明らかなハンダ不良は虫眼鏡とピンセットでわかるようです
    (ピンセットで端子をつつくと、動いたり浮いたりしてるのが分かる)
  • 困った時には業者さん。

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