更改した録画機 |
筆者の自宅には3台のPCがあり、それぞれ
- デュアルXeon機(C612+Haswell-EP)
- ZBOX Magnus EN1060
- 録画兼Hyper-Vサーバー機(Z170+Skylake)
という内訳になっています。
今回、録画機の中身をX99環境に更改しました。それに関する記事です。
[更改前]
入れ替え前はこういう環境でした。
- CPU…Core i5-6400T
- マザー…ASRock Z170 Extreme 4
- メモリ…DDR4-2133 64GB
- その他
[更改後]
こんな感じになりました。
- CPU…Xeon E5-2650L v4(QS品)
- マザー…ASRock X99 Taichi
- GPU…ELSA Geforce GTX1050 Ti 4GB S.A.C
他はそのままです。買って一年も経ってないので入れ替える必然は少ないですが。
当初は出たばかりのKaby Lakeへの入れ替えも検討しました。
[X99を選択した理由]
- Kaby Lakeとの価格差
→現状、そこそこのCPU+Z270系マザーボードを買うと5万程度は確実です。
X99の場合、CPUを流通が多いXeonのQS品あたりにすると
同程度でより多コアのCPUが買えます。
マザーボードも安ければ3万程度。加えてGPUが必要になってしまいますが、
そこまで価格差は出ません。
※リテール品を選ぶともっとかかります。ただし、
筆者はES/QS品のCPU購入を積極的には勧めません。
- 仕様の問題
→CPUから出ているPCIe3.0レーンの多さ。
→多コアのXeonが使える。→仮想マシン複数動作時には有利。この録画機はHyper-Vの実験用としても使っていますので、実に都合がいいです。 - マザーボードの仕様
→X99用マザーの場合、比較的安価なモデルでも電源まわりが贅沢です。
[パーツの詳細]
- Xeon E5-2650L v4(QS品)…総額2.7万円くらい
→14C/28T、1.7GHz~2.5GHz駆動。全コアフルロードでは2.0GHz駆動。
TDPは65W。クロックが低いですが気にしません。
QS品なので、ちゃんと製品版通り動くかはなんともいえませんが
一応想定通り動いているようです。
録画機用のCPU来た pic.twitter.com/8SPHJMscz6— のらねこ! (@ragemax) 2017年1月16日
今回のCPU。スゴイタカイ型番だけど出所がアレだからKaby Lakeより安いよ pic.twitter.com/H5U8Thy0dd— のらねこ! (@ragemax) 2017年1月16日
- ASRock X99 Taichi…3万円ちょっと
→割と新しいX99マザー。3万円程度だけどIntelのデュアルNICにM.2×2など、
I/Fが充実している。CPUファン用端子二つのうち、片方は水冷ポンプ用モードにも設定できていかにも現代的。
今回のマザーボード。ASRock X99 Taichi pic.twitter.com/zMoQEgib7d— のらねこ! (@ragemax) 2017年1月16日
- ELSA Geforce GTX1050Ti 4GB S.A.C…1.9万円くらい
→最近目立たないELSAのビデオカード。ショートサイズで基板が小さい。
ELSAは初めて買いました。Webでは静音ファンとしか書いてませんが、一定温度以下ではファン停止もします。最近のビデオカードらしい動きといえます。
[起動]
普通に起動してきた pic.twitter.com/F6knuBjfCo— のらねこ! (@ragemax) 2017年1月16日
一通り組みましたが、普通に起動します。QS品のCPUですけども。
UEFI上でもCPUは正しく認識、14コア全部有効でした。
[まとめ]
何がいいたいのかという記事でしたが、要するに
- クロックが低くてもいいならKaby LakeでなくBroadwell-EP単騎という選択肢も
(あまり考えにくいケースですが) - 多コアは楽しい。
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