2016年4月2日土曜日

HGSTにそっくり?WD REDで8TBなHDD(WD80EFZX)を買う



 HGSTのヘリウム入り8TB HDDを買って、もう半年近く経つわけですが
バックアップ用として、出たばっかりのウエスタンデジタル・REDシリーズの
8TBを購入しました。

ヘリウム入りでは相当安いこのモデル、さてどんなもんでしょうか。


[8TB・4万円はヘリウム入りHDD普及の起爆剤になるか]

2016年4月現在、HGSTのヘリウム入り8TBは6~7万円程度します。
エンタープライズ向けだけあって、まだまだ高値の花ですが
コンシューマー向けのWD REDならなんと約4万円。安価になりましたね。

 簡単に両方の仕様をまとめて、比較しておきます。(各HDDの仕様PDFより引用)

HGST HUH728080ALE600WD RED WD80EFZX
容量8TB
回転数7200rpm5400rpm
キャッシュ128MB
転送速度205MB/s178MB/s
動作時消費電力7.4W6.4W
アイドル時消費電力5.1W5.2W
MTBF250万時間100万時間
保証5年3年

 赤文字が勝っているほうです。
パフォーマンスの差はありますが、単純にディスク回転数の違いですね。
面白いのはエンタープライズ向けなHGSTの方が、アイドル時の消費電力は
わずかに低いことでしょうか。

 なお、両方のHDDを並べてみると外見がほぼ同じ事に気づきました。
エンクロージャーや基板は同じものを使っているように見えます。
(品質差は分かりませんが)




[5400rpmでも十分な速度]

からっぽの状態でCrystalDiskmarkを動かして、ベンチマークを取ってみました。
QD32でスレッドは8の設定です。
スレッドを1にすると、QDシーケンシャルは多少落ちますが
5400回転とは思えない速さです。
重さが両者650gなので、ディスク枚数は同一(7枚)だと思いますが
大容量プラッタの力でしょうか。

ひところのSSDみたいな速度

 動作音は…HGSTとわりかし似た程度ですが、そこまでうるさくは感じません。
しかし音についてはなかなか評価しづらい。

[まとめ…大容量メインHDDとして、またヘリウム2台目としてバックアップ用途に]

ものすごくかんたんな記事でしたが、普通にメインとして使うにも
充分な容量、速度です。
SMRじゃないヘリウム入りHDDとしては低価格で出てきたので
HGSTより買いやすい。さすがに売れるでしょうね。
(Twitterのフォロワーさんにはもう5台も買った方がいました。しゅごい…)

 また、もうHGST持ってるしって方でもバックアップ用途で買うのに良さそうですね。
俺はSeagateの激安8TB!という方には、WDをメインに据え
Seagateをバックアップとして使うというのもアリかなと思います。

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 8TB Red WD80EFZX / 5400rpm / SATA 6Gb/s / 3年保証WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 8TB Red WD80EFZX / 5400rpm / SATA 6Gb/s / 3年保証

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