今やSSDですら単体8TB、10TBの世界が到来したようですが、
コスト面ではまだなんといってもHDDが優勢です。
以前はSeagateの8TBモデルを買いましたが、信頼性がすごいらしい
HGSTの8TB HDDを今更ですが買いました。何がすごいのか?
買ったのはHGSTの8TB HDD、型番でいうとHUH728080ALE600 というモデル。
ジャンル的にはエンタープライズ向け、24時間連続稼働前提のカテゴリです。
7200回転、ディスクは7枚、1.2TBプラッタです。
ラインナップを見ると、大きくSATAとSAS接続に分かれ
その中でもネイティブ4Kセクタと、512セクタエミュレーション対応の
モデルに分かれるようです。ただ、日本で出回っているのは
ほとんどSATA接続で512セクタエミュレーション対応モデルのようです。
今回のモデルもそうでした。
データシートより、型番による仕様の違い。 ネイティブ4K対応モデルは入手が難しそう |
このシリーズはHDDの中にヘリウムが入っていることで有名です。
空気よりヘリウムを入れることで振動が抑制でき、振動が抑制されるので音も静かになり
ガス充填のために密閉したことでホコリなどが入らなくなったので耐久性が向上、
みたいなロジックのようです。
いいことづくめですが、製造コストが高いのか同じ8TBのSeagateにくらべると
販売価格が2倍くらいになってます。実に高い。
いまどきのHDDにしては基板も大きめ |
S.M.A.R.Tの値 |
[稼働開始]
とりあえず、我が家ではUSB接続の4段HDDケースに入れて稼働しました。
ケースに入れる前、裸の状態で実際動かしてみましたが
愛用している東芝・MD04シリーズの強烈なゴリゴリ音に比べると
駆動音は控えめです。無音とはいきませんが、多分ファンとかの方が気になるレベル。
ケースに入れると更に控えめになります。
転送速度も1TB超のプラッタのためか、なかなか高速です。
一昔前のSSDを思い出しますね。ランダムはさすがに遅いですが…
HDDとしては十分速い? |
[Seagateとどっち買う?]
当然の疑問ですが、同じ8TBどっちがええんやという話になります。
Seagateの8TBは安さがメリット、保存用途では最適のコスパです。
しかしランダム書き込みが遅いので、日常的に使うには向きません。
重ね書き方式にもちょっと不安があります。
対してHGSTのモデルは、Seagateと違い重ね書きをしない通常のHDD。
日常でバリバリデータを保存するような、ヘヴィな用途でも
高い信頼性(自称)で安心して使えるかもしれません。
用途に合わせて買いたいですね!(無難な締め)
個人的にはあと3本くらい8TB欲しい…いつになるやら…
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