15年ぶりくらいに、ソニーのヘッドホン『MDR-1ADAC』を買いました。
最近ハイレゾハイレゾとうるさいソニーですが、コイツも当然ハイレゾ対応と謳うヘッドホンです。
唯一変わってるのは、USBDACも内蔵してるところ。簡易的にレビューしてみます。
まずは、軽くパッケージを紹介。
スリーブから黒くて大きい箱を開けると、布張りのパッケージに鎮座ましましておられる
本体様が。
今時めずらしく箱が豪勢です |
色は黒とシルバーがありますが、黒を選びました。赤色のアクセントがソニーらしい。
ハウジングは梨地模様で、ひんやりアルミの冷たさを感じます。
全体的な質感は好きです。3万半ばくらいの価格には見合っている。
ポータブルなサイズですが、イヤーパッド部分はたっぷりしていて装着時のきつさは少なめ。
DACなしのMDR-1Aより重いですが、付け心地にはあまり影響はないでしょう。
ケーブルが多いが、こんなに使わない |
・付属品
ポーチ、ケーブル5種、説明書とか。
ケーブルは以下の通り。
- ステレオミニケーブル(片側L字、1.2m)
- microUSB-USBケーブル(PC接続、充電用)
- iPhone接続用Lightningケーブル
- ウォークマン接続用ケーブル
- Xperia接続用microUSBケーブル
USBDAC内蔵というだけあって、基本はデジタル接続。
一応ステレオミニケーブルで繋ぐとMDR-1A相当になり、この時はDACを経由しない
普通のヘッドホンになります。
本体にはバッテリが内蔵されてて、iPhoneとかウォークマンで接続するときは
DACの駆動に使います。額面的には7.5時間保つようです。
筆者はPC接続しかしないので、このあたりは無評価としたい。
なおステレオミニ端子ですが、コネクタがカバーで覆われており
さらに奥まっているため、純正以外のケーブルは使えないと思った方がよい。
大抵のケーブルでは途中でひっかかってうまく入らない。そのうち写真載せます。
・PCで使う場合
ドライバをソニーのサイトから落としてきて入れる。USBでブッ挿しただけでは使えません。
周波数・サンプリングレートは最大192kHz/32bitまで、ASIO/WASAPIもちろん対応。
DSDも5.6MHzまでと、最近のUSBDAC的な"お約束"スペックといえます。
・音
一番大事ですね。どちらかというと中低音に豊かさを感じます。
高音部分も十分ですが、SE535LTDやATH-W1000に比べるとちょっと弱いか。
まあ、この辺は特性の違いだと思います。全体的にはまとまってる方じゃないかと思う。
・その他
熱は全然持たない。少なくともPCと使ってても熱くならないので、熱を気にしている人はご安心を。
ただiPhoneとの接続など、バッテリ駆動の時は違うかもしれない。
・まとめ
こんな人向けでは。
- ノートPCと一緒に持ち歩いて、音楽効きながらTwitterとか作業とかTwitterしたい
- ポタアンやUSBDAC持ち歩くのダルい
- ソニーが好き好き大好き
最後はともかく、良質なヘッドホン+USBDACとセットで実売3万半ば~と考えると
案外お得なモデルかもしれない。
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