ということで、Intelの最新無線LANカード、
Intel Dualband Wireless-AC 7260を実際に動かしてみたの巻です。
[外観編]
外観をちゃんと見てみましょう。表。
技適はつい最近通ってますね。 外観はIntel Centrino Advanced-N 6205にそっくり |
アンテナ端子は2つです。アンテナは既存のものでOK。
これで802.11acでは最大867Mbpsでリンクアップ。すごい時代です。
ちなみにBluetooth4.0も内蔵しています。が、使ってません。
次は裏。
今までのようにシールがない |
裏はシールも何もなく、基板むき出しです。
なおカードの仕様は、インテルのサイトに記載があります。
ARK | Intel® Dual Band Wireless-AC 7260
[入手編]
まずは手に入らないと意味がありません。
今回私はTaobao(中国のショッピングサイト)を使いました。
ちなみに、Taobaoから日本在住の日本人が直で買うのは、ほぼ無理なので
今回は知り合いの業者さんに頼んで買って貰いました。
10000円くらいだったと思います。
ちなみに、ebayでも売っている業者を見つけました。しかも50ドルくらい。
まだ1人しか見つかりませんでしたが、その内増えるでしょう。
待ってebayで買うのがオススメです。
[動作編]
ここが一番面倒です。
(面倒1)ThinkPadでは動かない
前回書いたとおり、ThinkPadは決まったカードでないと動きません。
これは、エラーを回避するための改造BIOSを見つけたので対処ができました。
ただ、この件についてはまったく責任が持てませんので詳細をお教えできません。
申し訳ないです。
なお、他メーカーのノートPCやマザーボードの場合
そういうチェックがなければ普通に動くと思います。
(面倒2)ドライバがWin8(x64)用しかない
何気に痛いところですが、Win8(x64)用のドライバしかなく
その他OS用は公開されてません。
しかも僕が手に入れた時は、まだ公開されていなかったため
ドライバ探しに難儀しました。
Win8(x64)以外の人が使えない!Haswellマシン向けなので仕方ない面ですが…
ここまで乗り越えて、やっと使えるというわけです。
なお、ドライバはこちらからダウンロードできます。
ダウンロード・センター(Intel Dual Band Wireless-AC 7260)
[テスト編]
肝心の性能がどうなのか気になると思いますが、
やっぱり速いです、11ac。
理論値ベースでは、802.11n 3×3の450Mbpsより2倍程度速い。
実際はどうなのか以下の環境で比較しました。
(テスト環境)※すべて同じ部屋にあります
本体、とっても大きいです |
- Buffalo WZR-1750DHP…無線LANアクセスポイント
…バッファローの最新機。802.11acで最大1.3Gbpsまで対応。 - ThinkPad X220…DualBand Wireless-AC 7260搭載機。 Win8(x64)。
- ThinkPad X230もどき…Centrino Advenced-N+WiMAX 6250搭載機。
11n 300Mbps環境で7260と比較。Win8(x64)。 - 録画マシン…アニメ録画用マシン。Win7(x64)。
NICは1GbpsリンクのIntel 82574L。
上の環境で、それぞれ録画マシンからThinkPadが
2.6GBくらいのファイルをSMBで貰ってきたときの時間で計りました。
結果がこちら。
やっぱり2倍くらい速い! |
厳密に同じマシンじゃないので参考程度ですが
2倍程度は7260が速いという結果が出ました。
理論値とはいきませんが、11ac速い!
(まとめ編)
802.11acな子機はもういくつか出てるので、今更じゃね?と
言われるかもしれませんが、ほぼ全部USBかコンバータータイプですから
正直うっとうしい(主観です)わけで。
やっぱり内蔵カードが一番や!と思うんですよね。
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