前回届いたNUC6i7KYKですが、記事で書いたとおりXMPに対応していて
DDR4-2133を超えるオーバークロックメモリも使えるようになっています。
(絶対ではないと思いますが)
ということで、NUC等をテストしている第三者機関・CMTLのテスト結果にも記載があった
G.SKILLのオーバークロックメモリを買って試してみることにしました。
[外観]
”RIPJAWS”シリーズの製品。 |
DDR4-2800の文字が躍る |
型番はF4-2800C18D-32GRS。DDR4-2800(PC4-22400)で、16GB×2のキット。
CLは18-18-18-43、使われているチップはサムスン製らしいですね。
[購入先・価格]
Amazon.frにて購入、価格は合計で約2.7万円。
内訳は本体約22,000円、送料約3,000円、前払い税金約2,000円。
注文から出荷まで2日、到着までさらに3日程度。
日本で買いやすそうなところは、商品ページのある日本橋・ワンズくらいでしたが
納期が7~14日と読めなかったのでフランスで注文しました。
[動かす]
早速動かしてみます。
NUCにサクッと搭載して電源を入れ、UEFI画面に行くと
いきなりDDR4-2400として動作しています。
チップ自体はDDR4-2133用のはずだけど |
とはいえ、ここから設定を少し変更しないとDDR4-2800で動かせません。
UEFIの[Performance]タブ→[Memory]で、[Memory Profiles]を見ると
XMPの設定が呼び出せるようになっているので、これを選択して保存・再起動するだけ。
普通に選択できちゃうのか |
で、祈りながら再起動してるとちゃんとPOSTしてきましたので
念のためUEFI画面で確認します。
NUCもオーバークロックの時代が来たか |
普通にDDR4-2800として認識しました。しゅごい。
家の中のマシンで一番メモリ速度が速くなってしまった…
というわけで、Windowsの起動も確認していきます。
しかし普通に動いちゃってるな…
タスクマネージャーでもDDR4-2800動作 |
CPU-Zでも実施 |
メモリ速度が変わったことで、GPUのメモリ速度もつられて1,400MHzまで上がっています。
熱が大変そうだ。(交換前は1050MHzだったような…)
特に何もしてないけど温度が高め |
[ベンチマーク]
メモリ速度が上がったので、GeekBenchとFF14ベンチで比較しました。
交換前と容量も違いますが、まあ参考程度に。
Geekbench(メモリ交換前) |
Geekbench(メモリ交換後) 順当に上がってます |
FF14ベンチでは、DX11 最高画質で2000を超えました。ようやく普通程度に。
FF14ベンチ(メモリ交換前) |
FF14ベンチ(メモリ交換後) |
これでよりパフォーマンスが向上しましたが、コストに見合うかどうかは人次第でしょうか。
普通のDDR4-2133なら、もっと安く32GB揃いますもんね。
とはいえ、速くないと気がすまない系の方は、今のうちにメモリも買っておいて
NUC6i7KYKが日本で出る日を待ってみてはいかがでしょうか。
2016/6/9追記: CorsairやG.SkillからDDR4-3000のモデルも出てるようですね。辛い
2016/7/10追記: DDR4-3000のメモリを買いました
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