何故か知りませんが、これを書いているタイミングでは
2年半くらい前に書いたThinkPad X220についての記事がまた読まれているようです。
(実際の所、当ブログのページビューは他に比べたらカス程度なので、誤差の範囲ですが)
なんでかなあと思いましたが、リース落ちで放出されてるからでは?みたいな
指摘をTwitterでもらい、確かに発売から3年経ったし、そんな時期かなあと思ったりします。
ここでは、その機を逃さずみたいなゲスな発想でThinkPad X220についての
細かいことを書いていきます。
ThinkPad X220は、今では懐かしいSandy Bridge世代のモバイルノートです。
CPUは最高でCore i7-2640M(2.8GHz,2コア)まであり、
ストレージが7mm HDD/SSD・mSATAに対応し、
初めてIPS液晶がオプションで選べたモデルでもあります。
いいところを何点かあげていきます。
・拡張性の高さ
今では高いカードリーダー |
2015年になっても、ThinkPad X220(230も同じですが)と同程度に拡張性のある
12-13インチクラスのモバイルノートはそうそうありません。
ストレージだけ見ても、やろうと思えばこのモバイルノートに
フラッシュストレージだけで3TB以上も搭載できます。
(SATA+mSATA+SDスロット+ExpressCard経由)
この大クラウド時代に何を言ってんだか分かりませんが、この余裕は見逃せない利点です。
あ、あとメモリです。16GB積めます。8GBしか積んでないスゴクウスイ系ノートとは違う。
・メンテ性の高さ
ThinkPad X220/230はメンテナンス性が非常に高いです。
キーボードはネジ2本、HDDはネジ5本(外すだけなら1本)、液晶パネルもネジ6本外すだけで
簡単に交換できます。
どのパーツも簡単に交換できるようになっており、今の薄型ノートのような
使い捨て上等ではありません。
・キーボード
ThinkPad X220は最後の7列キーボード世代です。
タッチ感も、そりゃ昔のThinkPad三桁台に比べたらどうにもなりませんが、十分上等です。
どうしても7列でないといけないという人でもギリギリ妥協できるのではないでしょうか。
・IPS液晶という選択肢
X220から、標準でようやくIPS液晶の選択肢ができました。
色合いも比較的マシで、今までのような青くてしょうもない液晶以外の選択肢がやっとできました。
『解像度がショボいし…』という方には、上半身を捨てれば現代的スペックに変わりますのでご安心ください。
・DisplayPortの重要性
今までのように、ウルトラベースがなくても本体にDisplayPortがついてます。
高解像度モニタも大丈夫。
HDMIの方がいい?まったくそうです。でも別にどうにでもなります。
・パーツの入手性
キーボードからパームレストまで、今じゃAmazon.co.jpやヤフオクでも簡単に買える時代です。
そのあたりはこの記事にも書きました。
もちろん、ebayやtaobaoまで広げればいくらでもチャンスが広がりますね。
・アップグレードへの選択肢
必要なパーツは数点だけ。ほら簡単です |
買ってからどういじるか?こういうのは中古でも新品でも、PCの醍醐味じゃないでしょうか。
過去に書いたこの記事では、現在でも多分通用するパーツ・部品選びについて書いています。
また、この記事を読めば、X220に飽きても簡単にThinkPad X230にできることが分かるでしょう。
買った後も大丈夫。何が。
・まとめ
欠点を書くのを忘れたが、ThinkPad X220はきっとあなたのよき遊び道具になるでしょう。
さあ買おう。
[お知らせ]
ニッチ極まりない |
2015年の夏コミで、[ThinkPad X220/230をいじり倒す]という本を出しました。
本文20pで、各モデルの仕様紹介や詳細、改造プランなどの解説をしています。
くわしくはこの記事をご覧ください。
こちらは現在Kindleで配信しており、価格は350円です。ぜひよろしくお願いします。
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